![]() ■オコラ C 559039 P1988年。レーベルはフランスの民族音楽の老舗オコラ。中国の古典音楽を集めて全17曲。音楽は基本的に宮廷音楽。演奏はテクニックだけでなく、芸術性も高い。中国の実力者を揃えた歴史的名演奏と言える。使用楽器は七絃琴、筝、琵琶、古笛、管子、二胡、四胡、高胡、三弦、揚琴、簫、中国式ラッパとおなじみの楽器がズラリ。中国音楽の研究には外せない一枚だと断言できる。録音はマスターテープの保存状態が悪いせいか、テープに起因するノイズが盛大に入る。 # by dynamicsoft | 2012-05-28 09:33
![]() ■オコラ C 560046 1988年パリでの録音。レーベルはフランスの民族音楽の老舗オコラ。中国琵琶による中国古典音楽を集めて全9曲。演奏はリン・シチュン。日本の琵琶は「平家物語」に代表されるように、弾き語りのイメージが強いが、中国の琵琶はこのディスクのように、歌なしで、単独で演奏される機会も多い。独奏に耐えうるだけの多彩な響きを持っているからだ。中国琵琶の代表曲は「十面埋伏」だと思うが、このディスクには収められていない。録音は厚みがあり、それなりに生々しさもあるが、美しさに欠け、1988年に録音されたとは思えないような古臭さがある。 # by dynamicsoft | 2012-05-27 08:55
![]() ■アクサン ACC 77912 D 1979、81年ベルギー、メルセン、聖ステファン教会他での録音。レーベルはベルギーのアクサン。ドイツ・バロック期の教会カンタータとアリアを集めて全5曲。作曲家はブクステフーデ、ヨハン・クリストフ・バッハ、テレマン。あえて大バッハを外した選曲に作り手のこだわりが感じられる。演奏はカウンターテナーがルネ・ヤーコプス、アンサンブルがクイケン・コンソート、パルナス・アンサンブル。曲は1曲目のブクステフーデのアリアがいい。うらぶれたヴィオラ・ダ・ガンバの音色が秀逸で、この曲を聴くだけでも、このディスクを買う価値はある。録音はヤーコプスの声の艶が絶品。教会音楽というと重くなりがちだが、やはり明るく軽快。歪み感の多さが気になるが、トータルでは優秀録音。 # by dynamicsoft | 2012-05-26 09:11
![]() ■HMF HMA 190391 1976、79年の録音。レーベルはハルモニア・ムンディ・フランス。HMFのイラン音楽シリーズの一枚。演奏はザルブがジャムシド・シェミラニ、サントゥールがマジッド キアーニ、タールがダーリューシュ・タライ。すべてイランの一流の演奏家である。録音エンジニアはジャン=フランシス・ポンテフラクト他。録音は1曲目のザルブ独奏が凄い。音像は大きく、ギョッとするほど輪郭鮮明、演奏ノイズも生々しく、重低音も異様な風圧を感じる。生のザルブはこんな音はしないと思うが、そこがオーディオの面白いところ。オーディオマニア必聴!2曲目と3曲目は平凡な優秀録音の域にとどまっている。 # by dynamicsoft | 2012-05-25 08:53
![]() ■プロプリウス PRCD 2003 1968、2000年ストックホルムでの録音。レーベルはスウェーデンのオーディオファイル、プロプリウス。「神は愛なり」と題して、グンノ・セーデルステーンの教会のための音楽を集めて全9曲。演奏はセーデルステーンの自作自演を含む、ソリスト、オルガニスト、合唱団他多数。セーデルステーンはスウェーデンの現代作曲家だが、7曲目の「永遠への前奏曲」の奇々怪々ぶりをのぞくと、総じてオーソドックスなクラシック音楽。録音はかなりバラつきがあり、1~4曲目はSN比が悪く(マスターテープの紛失で、ADから直接録音した可能性大)、7曲目は録音年が古いせいか、若干音質が落ちる。5~6、8~9曲目は音像、定位に優れ、スウェーデン盤らしい透明感、艶が素晴らしい。長岡スピーカーでワイドに鳴らすのも良く、欧州スピーカーでしなやかに鳴らすのもいい。 # by dynamicsoft | 2012-05-24 08:51
![]() ■フォンテック FOCD20037 録音データ詳細不明。レーベルはフォンテック。国内唯一の電子ピアノソリストとして知られる稲田志保子のソロアルバム第2弾。電子ピアノの世界紀行と題して、世界14カ国の民謡を収録。最後の「はるかな海」は稲田自身の自作曲である。電子ピアノとは一台で、弦、菅、打楽器、効果音が出せるマルチ楽器。「たった一人のオーケストラ」と評される由縁である。電子ピアノに似た楽器として、エレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、エレクトーンといろいろあるが、電子ピアノはそのどれとも違うようだ。詳細はウィキペディアを参照のこと。録音は可もなく、不可もなく。稲田のHPを見ると、いまだに彼女に追随する演奏家がいないことから、希少性の高さは特大と言える。 # by dynamicsoft | 2012-05-23 09:34
![]() ■グラモフォン 439 859-2 1993年ベルリン、イエス・キリスト教会での録音。レーベルはグラモフォン。マ・メール・ロワ、ボレロなどラヴェルの名曲を集めて全5曲。演奏はピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィル。初顔合わせとなった両者と、グラモフォンの4Dオーディオ・レコーディングが話題になったディスクである。世評はおおむね好評。録音はソフトタッチで聴きやすく、盛り上がるところでは結構オーケストラのパンチもある。大型スピーカーでそつなく鳴り、ミニスピーカーではきれいに鳴る。まさに優等生のような録音。ただ個人的にはこのような品の良いグラモフォンより、ヨッフムの「カルミナ・ブラーナ」やクーベリックの「タラス・ブーリバ」のような荒ぶるグラモフォンが好きである。 # by dynamicsoft | 2012-05-22 08:51
![]() ■オコラ C 560055 1994年ラジオ・フランスでの録音。レーベルはフランスの民族音楽の老舗オコラ。ベトナムの昨日と今日の音楽と題して、ベトナムの古典音楽から現代の音楽まで全9曲。演奏はグエン・ティ・ハイ・フォン(ダン・チャイン=ベトナムの十七弦箏)、チャン・ヴァン・ケー(月琴、胡弓)。録音エンジニアはジュヌビエーブ・グエン。おなじみチャン・ヴァン・ケー=ジュヌビエーブ・グエンのコンビによるディスクだが、今回は女性箏奏者、グエン・ティ・ハイ・フォンが主役。実に優雅で美しい音楽である。録音は音像がソリッドで定位も明確。余韻の美しさも絶品。1曲目には収録ミスなのか、大きな環境ノイズが入ってびっくりする。オーディオマニア必聴盤! # by dynamicsoft | 2012-05-21 09:39
![]() ■アモン・ラ CD-SAR 24 1985年フィンチリー、聖バルナバス教会での録音。レーベルはイギリスのアモン・ラ。ピエール・ド=ラリューのレクイエム、ジョスカン・デ・プレのミサ曲「フェラーラ公エルコーレ」、森のニンフ泉の女神を収録。演奏はジェイムズ・ウッド指揮ニュー・ロンドン室内合唱団。アンビソニックUHJエンコーダーを採用。ラリューはベルギーのフランドル学派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレと同世代。レクイエムはラリューの最高傑作とされ、滋味深く、メロディが美しく、感動的。一聴に値する。演奏も第一級。録音は立体音像が見事で、混濁なし、教会のライヴ感もいいが、音場の左右の広がりはスピーカー止まり。トータルでは優秀録音。 # by dynamicsoft | 2012-05-20 08:44
![]() ■ebs ebs 6061 1988年プフォルツハイム、ソンネンホーフでの録音。レーベルはドイツのebs。ドイツ・ルネサンスの声楽曲と器楽曲を集めて全23曲。作曲家はルートヴィヒ・ゼンフル、ハンス・レオ・ハスラー、パウルス・ホフハイマー、ヨハネス・エッカルト他。演奏はディヴェルティメント・ヴォカーレとルドゥス・ヴェンティ。声楽アンサンブル4名と古楽アンサンブル4名。総じてオノマトペのないクレマン・ジャヌカン・アンサンブルと言った感じ。録音は声楽アンサンブルが抜群。音像、定位に優れ、声は生々しく、厚みがあり、教会のライヴ感も素晴らしい。古楽アンサンブルは録音イマイチ。トータルでは優秀録音。 # by dynamicsoft | 2012-05-19 08:29
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